TO WORK

AERU COFFEE STOP


逢える・合える・和える・場所・・がAERU COFFEEの語源

北区赤羽岩淵にあるコーヒー屋さん

縁あってオーナーご夫婦のウエアを担当させていただきました。


ハードなデニムのウエア

デニムにも色や厚みがたくさんあって面白い。

小倉さんは迷いなく、ノンウオッシュを選んだ。

ちょっとだけサイズ違いのご夫婦のエプロン。

同じように色が抜けていくんだろうなぁ。

同じようにゆっくりと時間をかけて。



光が店内に遠慮なく入り込み、朝からご近所さんや、少しだけ遠出してきたお客様を迎える。

シンプルで無駄のない店内の造り

置いてある椅子や壁に取り付けた棚、どれも主張せず、一部になっている。

コーヒーを提供するための道具もおそらく、きちんと選ばれてここにきた事を感じる。


やさしいいれもの。

この二人をそばに感じると

そんなイメージが湧く。

たくさんのひとやいろんなひとが

ここで会えて

嬉しい気分になった残り香みたいなものが

ここにストックされていく感じ。



フェアな気分に整えてくれるいれものに会いに、またきます。

おなじようにすり減っていくデニムを見せてくださいね。



AERU COFFEE STOP

東京都北区岩淵町15-8

水曜定休

open 7:00 close 18:00










喫茶店 あわいさ



古民家を改修したカフェは

もはや情緒なんて言葉は軽く飛び越えてしまうほどの

力強さとなつかしさに溢れている。


「あわいさ」


滋賀県甲賀市にあるそのカフェで、ミキさんが選んでくれたのは深い緑色の生地。

カーキともエメラルドとも違う、ハリのあるコットンが出す独特な質感に、みどりいろが乗っかっている。

好きだろうなーと思ったけど、わたしが想像する以上に、名もないみどりがミキさんにしっくりきていた。




個性的な店内とミキさんの浮遊感。

地元の新鮮な野菜を販売していて

オススメはタイカレーと焙じ茶ラテ。

オーガニックなパンもたまに売ってる。

広い店内に吹き抜ける風

ふわっと舞い上がるエプロンの裾。




信楽焼の作家さんを中心に、ミキさんがセレクトした器も販売している。

共通していたのは、あたたかみ。

作家さんの暖かい手で生を受けた感じ。

機能美とか効率とか、大人になると自然と身につく雑学が

ここに来ると意味をなさない。

重ねられない事とか、重い事とか、食器棚の他の色との具合とか

どうでもよくなっていく。


それより大事だった事を、忘れていた事を、思い出しちゃった。





しっかりと前を見て心地よいと思う事を信じて進めばいつの間にか

好きなものでいっぱいの城になった。

(わたしが感じたミキさんとあわいさ)

城の主は、、至ってフツーで

分け隔てなく笑う。

フェアーな彼女に選ばれた事の感謝と

明日から来る、目まぐるしい時間の前進にまどわされないようにと願うギャップ。


・・・・・

またここに、タイムスリップしに来てもいいですか?




あわいさ

滋賀県甲賀市信楽町長野903-2

0748-60-2160

日曜日・月曜日 お休み (不定休の場合あり)

open 午前11時  closed 午後17時









陶芸家 宇田令奈


滋賀に嫁いで信楽焼きをしごとにする陶芸家

宇田令奈

彼女が選んだウエア「shibuya」は眠らない街「新宿」で生まれた彼女に似合う。





陶芸家になるって言って本当になった。

いつも先ず自分があって、知らない間に面白そうなものを手に入れている。




面白い事が大優先で、同じ話を涙を流して喜ぶ。

帰郷しては変なTシャツや、興味のない人にしたら違いのわからないVANSのスニーカーを買う。

全然有名じゃない頃のケンドーコバヤシも松尾スズキも彼女に教わった。

箇条書きにすると、、水玉やクロスの作品からは結構遠い現実の彼女。

(あ、営業妨害??)

でも、知っていたりもする。

彼女の中にあるちいさなメルヘンも。

彼女の器は開店後1時間で売り切れてしまう。

恐ろしや。


わたしに火をつけてくれたひとりでもある彼女。

彼女の器でいただく温かい飲み物は最高なのだ。









Rabi Rabi


名古屋の美容師さんが、恵文社で購入してくださって嫁入りしたウエアは、

ビックリするほどオーナーの色に染められ笑、嬉しくて笑っちゃいました。



その日は名古屋駅から地下鉄に揺られ、なんだか娘に会いに行く母親のような気分。

緑区西神の倉にある美容室。Rabi Rabi。

光射す店内はキラキラしていて、自然光のピュアさになんだか照れます。

オーナーの海江田さんとは、7月の恵文社さんで出会いました。

あとから違う生地でオーダーして下さり、メールでのやり取りでイメージを伺うも・・

ほんとうにイメージと近い風合いで作れたのか、、かなり不安でした。。

しかし、そんな心配は吹っ飛んじゃうほど、海江田さんの体に寄り添っているウエア。

「あんたほんとに良いとこにもらわれてよかった〜。」と

やっぱり母親のような感想。

私の手から、完全に離れている姿を見て、来てよかった!って思いました。

薄手のコットン、よく見るとグレンチェックなシャツっぽい生地。

カラーリング剤で白いシャツをダメにしてしまう事も少なくなればいいなあ。

「ボタンを大きく」「ちいさなポッケ」は、リクエスト。

うしろ姿もお似合いです。

麻とコットンのオフホワイトな生地。

白に白ってやっぱりかっこいいですね。

あ、「スタイリッシュが嫌いなんです」って笑ってましたね。

染まる事でいい感じになっていく。画家みたいです。



開店前のお忙しい時間に、無理言ってお邪魔させていただきました。

光が溢れる店内で海江田さんが作り上げた空間の、小さな1ピースになっているようでうれしい旅になりました。

これからも末長く宜しくお願いします。

Rabi Rabi   hair & gallery

名古屋市緑区西神の倉1-1010 グリーンヒルズ神の倉

052-877-7779

定休日:月曜日・火曜日

10:00~20:00









コ ー ヒ ー バ イ セ ン シ ョ タ ビ ノ ネ

京都の叡山電車に揺られ、田中駅から5分。コーヒーバイセンショ タビノネ。

先日京都の恵文社さんで行った展示会の際、強引に営業して、タビノネ 店長の北辺さんと知り合う。

物腰の柔らかい、一見フェミニンな印象の北辺さんだが、展示会では、幾つものワークウエアの中から、

自分に最適なものをすぐにピックアップして即決!

きっと自分に合うものとそぐわないものの匂いがなんとなくわかってしまうんだと思う。


窓の大きなお店には、コーヒーの香りがふわふわと漂い、

コンクリの床に使い込まれたような大きなテーブルとカウンター席。

誰かからとても大切にされている、そんな空間で北辺さんは、1杯1杯を大切に提供している。

今日あるコーヒーの香りを確かめるために、壁にはそれぞれのテスターが並ぶ。

どうぞよかったら〜!と促され香ってみるものの、、、、「おすすめはどれですか〜?」となる。

コーヒー初心者に、敷居の低さも嬉しい。

今年の2月にオープンした「珈琲焙煎所 旅の音」

「人の集う所で在りたい」明るい日が射す大きな窓や細部までのこだわりは

北辺さんの大切な思いです。私のウエアもそんなお店の1ピースにさせていただけた事。

改めて光栄な香りに包まれます。

きれいに磨かれた焙煎機。

毎日のリズムが聞こえてくるようです。

「shibuya」という名をつけた上下で着るウエア。

洗濯に強くシワにもなりにくい合成繊維で作りました。

深い紺色は清くお店のイメージにも合っていると思います。


ハードな作業にも、ワークショップにも、寺院の境内で行うマーケットにも、

何処へでも連れて行ってもらえるといいね。







珈琲焙煎所 旅の音

京都府京都市左京区田中東春奈30−3 THE SITE A 

定休日:月曜日

10:00〜19:00





Atelier Piccolo

原宿ラフォーレを背に渋谷へ明治通りを歩く。KDDIのビルB1にちいさな写真封筒を売るお店がリニューアルオープンした。そこは一見原宿という華やかな幻想を忘れるほど静かで、光が一寸も射さないのに、どこからか太陽とか風の気配がする。店主の彼女はその穏やかな風貌でニコニコと、時間を切り取るフォトグラファー。カメラという小さなマシーンで淡々と流れていってしまう日常を、まあそれは素敵な物語にしてしまう。

彼女は鈴木さや香。アトリエピッコロいう小さな城をイカ釣り漁船だという。荒れる波を掻き分ける日もあれば、静かすぎるを航海をうたたねする事もあって、でもいつもガラスのライトはピカピカって光ってるんだろう。

店主さや香ちゃんにオーダーいただいたのは、そんなイカ釣漁船に似合うロマンを感じるウエア。

summer woolで作ったメンズ風なウエアは、自由な彼女にほんの少し規則というメモリーを与えた感じがした。

いまさらだけど

身につけるものってふしぎ。。

改めて思った一枚。


店内では、自分が撮った大切な写真を有効なモノに転じるアドバイスをくれる。例えばトートバックにプリントも。

小さなサイズの真白のバックはウエア同様にオーダーいただいて納品した。アトリエピッコロオリジナルのバック!

とにかく目を引く、店主が撮影してプリントした写真封筒の数々。大切な人へゆっくり手紙を書く事は贅沢なひととき。

ご祝儀袋にアレンジした1枚はほんとうに特別な贈り物。

自分が撮った思入れのある1枚を、大切な人へ贈る事って、こころを形にする事にとても近い行為な気がした。

Atelier Piccolo

渋谷区神宮前6*27*8京セラ原宿ビルB1

明治神宮前駅:東京メトロ千代田線/副都心線 7出口徒歩3分

表参道:東京メトロ千代田線/銀座線/半蔵門線 A1出口徒歩15分

原宿駅:JR山手線 表参道口徒歩10分


営業日:火曜日、日曜日

12:00~17:00





Tree

代官山北口から代官山通りをゆっくり進む。東横線が走っていた跡地にLOG ROAD DAIKANYAMAができた。

3FのサロンTreeから、眺めることができる。代官山なのにゆっくり時間が流れていていつも長居してしまうのだ。。


スタッフのMAKIさんとYOKOさんがオーダーしてくれたのは、実は主婦向けに(働くママ向け)サンプル作成していた物!

形の可愛さと、軽い着心地を気に入ってくださった様子。ポリエステル混ざってるので乾きも早いはず!!

とにかく嬉しすぎるぐらい似合っています笑。

これから経年劣化もチェックさせていただきます!リペアも出来る限りおつきあいさせてください!!

Tree

渋谷区代官山町7-2 ベルビュー代官山3F

tel.03-5489-5838

定休日:毎週火曜日+第3水曜日

営業時間:

平日11:00~21:00

日祝11:00~20:00